予防接種(ワクチン)
予防接種(ワクチン)

予防接種とは、感染症を未然に防ぐためにワクチンを接種し、体内に免疫(病気に対する抵抗力)をつける医療行為です。免疫がつくことで、その病気にかかりにくくなり、たとえ感染しても重症化を防ぐことができます。さらに、自分自身だけでなく、周囲の人々への感染拡大を防ぐ「集団免疫」の効果もあり、地域全体の感染予防に貢献します。
日本では、定期接種として公費で受けられるワクチン(ヒブ、肺炎球菌、MRなど)と、希望者が任意で受ける自費接種(インフルエンザ、おたふくかぜ、帯状疱疹など)があります。それぞれ年齢や体調、病歴によって接種のタイミングや種類が異なります。
接種後には、発熱や注射部位の腫れ、倦怠感など軽い副反応が見られることがありますが、多くは数日以内に自然におさまります。まれに強い反応が出ることもあるため、接種後はしばらく体調の変化に注意し、異常があれば医師に相談してください。予防接種は、病気のリスクを減らし、安心して生活を送るために大切な手段です。
インフルエンザワクチンは、インフルエンザウイルスの感染や重症化を防ぐために接種するワクチンです。毎年流行するウイルスの型が異なるため、WHOの推奨や国の方針に基づいて、流行が予想される株を含む「その年専用のワクチン」が毎年製造されます。下記の表の如く、任意接種と定期接種で費用が異なりますので、ご注意ください。
| ワクチンの種類 | 対象者 | 費用(自己負担分) |
|---|---|---|
| 任意接種 |
|
3300円 |
| 定期接種 |
|
1500円 |
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